ホーム > 笹森理絵さん講演会「発達障害の理解を深める」
こんにちは。
虹の元会事務局の岡田です。
11/21(土)いきいきプラザにて、笹森理絵さんの講演会「発達障害の理解を深める」を実施しました。
このご時世ですので神戸在住の笹森さんには自宅からオンラインで講師をお願いする段取りでしたが、笹森さん自身が市街地から離れた過疎地(笹森さん談)にお住まいで、普段から移動も自家用車で、感染対策も気をつけておられると言うことで、会場に来ていただき直接お話いただきました。
(笹森さんのご自宅近くの峡谷とのことです。事前の打ち合わせ時にメールで送っていただきました。)
講演内容ですが、発達障害について、ご自身の当事者としての経験、発達障害のある3人のお子さんを育てておられる経験、支援者としての経験をベースにしたお話で、講演名通り「発達障害について理解を深める」ものになりました。笹森さんの話は、ご自身の立場もあり当事者に寄り添ったものでした。お話を聞きながら、改めて発達障害について周囲(一般)に理解や配慮を求めるむずかしさを感じました。
そして、笹森さんは一方的に配慮を求めるだけではなく、配慮を受けたことに対して実直・謙虚・誠意で応えるということをお話されました。人と人との関係づくりは双方向の歩み寄りで成り立ち、それはどの人間関係でも当てはまることです。お話を聞かれたみなさんがそれぞれの立場で思うことがあったように思います。
僕も支援者として、相手と会話を重ね信頼関係を築きながら、様々な提案や助言ができるように、また、できないことには配慮しながらも、本人が向き合うべき課題(可能性)を奪わないように、自己実現のサポートができるようにやっていきたいと思いました。
講演後に「もっと笹森さんの話が聞きたい!」という感想がたくさんありました。笹森さん自身、島根が大好きで毎年のように来られているということです。ぜひ、またこのような機会が設けることができたらと思います!
おまけ
(57名の来場、オンラインでは20名以上の方にご視聴いただきました。今回はコロナ対策でテーブルごとに一人の配置とさせていただきました。最後尾に二人座っているのは関係者です。)
(左:進行役の虹の元会スタッフ三原さん、右:虹の元会会長の安部さん)
(虹の元会スタッフ。受付しながら、照明やマイク受け渡し係などやってくれました)
(今回、講演をZOOMでオンライン配信しました。外部の方にもお手伝いいただきながら、なんとか無事に実施できました。)
今回は、松江市精神障がい者家族会協議会、島根県精神保健福祉会連合会との共催事業でした。情報共有など打ち合わせなどは大変なところはありますが、同じように責任を負い、役割などを分担でき、よりたくさんの方に情報をお届けできるところが共催の良い点だと思いました。