ホーム > 意思決定支援研修を実施しました!
こんにちは。研修プロジェクトの川島です!
先日、意思決定支援研修を実施しました。
今回は講師に相談支援事業所ふあっとの足立さんをお招きし、
「利用者主体・意思決定支援の必要性」をテーマに講義をおこなっていただきました。
意思決定支援の過程や、足立さんが普段の利用者の方との関わりで大切にしている事、陥りがちなことなど体験談を交えてお話ししていただきました。
経験を重ねたからこそ分かる事やできる支援がある一方で、その経験が自分の中でパターンを作ってしまったり、決めつけてしまったり、時には考えを押し付けてしまうことがある。そうならないためにも、利用者の方の事をよく知り、意思や想いを聞く事を大切にしているとのことでした。
後半は部署ごとに分かれてグループワークを行い、
講義を受けての感想、自分の体験談、明日から取り組めそうなことを共有しました。
日々の業務のなかでの「利用者主体」を深く考えたり、悩みを話しているグループもありました。
今回の研修で、「他のスタッフの思いを聞けて面白かった」という感想を頂きました。
事業所内でいつも一緒に仕事をしていても、こうやって自分の支援について伝えたり、聞いたり、一緒に考えたりする機会って意外と少ないかなと…(^^;)
参加された皆さんからは他にもこんな感想をいただきました。
〇利用者が自分からスタッフに声をかけられるように、日々の声かけや面談内容が事務的にならないよう工夫したい。
〇利用者さんとの関りだけでなく、職員間のコミュニケーションや話し合い等、見通しの良い職場づくりが必要だと思った。
〇貴重な意見を聴くことが出来ました。経験を重ねることは大切ですが『経験は両刃の剣』と思いました。
〇自分が日々支援を行う中で、つい行ってしまっていることに改めて気付かされました。相手がなぜ相談に来てくれたのか?なぜ不安になっているのか?を考えながら支援をおこないたい。
…などなど
この研修をきっかけに、自分の支援を見つめ直すことができた方、まずはこれから頑張ってみようというステップが見えた方など、それぞれに色々な気付きがありました。
わたし自身も、利用者さんの話をしっかり聞けていないときがあるなと、気が付き反省しました…
日々の何気ない関わりから大切にしていきたいです。
今後も法人全体でよりよい支援を目指し、時には立ち止まり、そして進みを繰り返し、成長していきたいです。