ホーム > ビビンバをみんなで作ろう
こんにちは。WANA JAPANの大峠です。
初めてのブログ担当です。
よろしくお願いします。
毎週木曜日の午前中の生活訓練は料理作りです。
毎回3~6名程の利用者さんが参加されています。
私も含め、皆さん食べる事が大好きですから、この時間は和気あいあいと賑やかです。
6月の料理のテーマは「ゆでる」です。
例えば、ほうれん草などの青菜をゆでる事を取り入れる…。
さあ、どんなメニューにしましょうか?
前の週に参加者に案を出してもらいました。
そして出た案が「ビビンバ」です。
ビビンバの上には青菜としてほうれん草などがのっかっているの見ますもんね。
はい、その案にのりましょう!
さて、当日の参加者は4人、スタッフ2人です。
朝礼をし、体操や声出しで体をほぐしてリラックスします。
「今日はどんな美味しい物が食べられるんだろう?」
「デザートは何?」
参加者の期待を感じつつスタッフも段取りを考えていきます。
ビビンバ丼ですので、まずはご飯を炊くところからスタートです。
お米を量り、といでジャーにセットするまでを一人に担当してもらいます。
そしてレシピを睨みながら、それぞれが自分の仕事を探していきます。
時にはスタッフからしてほしい作業をお願いすることも。
でも、レシピを見るのって意外に面倒ですよね?
私だけでしょうか?
きっちりとレシピを読み込んで順番通りに進めていく人、
それが得意ではない人…それぞれの性格が現れます。
「ゆでる」
単純そうに思えますが、実は慣れない人にとってはそう簡単ではないのです。
野菜を洗って、お湯を沸かして、野菜をいれて、ゆであがったらザルにあげる。
…なのですが、
例えば、お湯はどれくらいの量を沸かせばいいの?
例えば、野菜をどの位の量を一度にお湯に入れるの?
例えば、どんな状態までゆでるの?
例えば、ゆでている間は混ぜたりする?
例えば、ゆであがったらザルにあげて、それからどうするの?
などなど…。
意外と疑問が湧いてきます。
料理って単純ではありませんね。
彩りの人参はゆでる前に切っていきます。
細長く綺麗に丁寧に。
皆さん、私とは正反対の几帳面さを持っておられて感心します。
調味料を予め合わせ、ゆでたものに味付けしたり、お吸い物も作ったり、
そして、温泉卵も作る過程もあり結構フル活動です。
旨味やピリ辛にキムチのトッピングもありで結果豪華に仕上がりました。
卵は少々かたくなってしまいましたが・・・ご愛嬌です。
出来上がった「ビビンバ丼」に皆さん満足そうでした。
辛いのが得意な利用者さんもいて嬉しそう!
料理をしながら、それぞれ自分の話や世間話をするのもこの時間の楽しみでもあります。
毎週、色々なメニューに挑戦しますが、結果的にいつも楽しく美味しく満足~!
…という笑顔で終えることが出来ています。
さあ、来週のメニューは何でしょうか?
楽しみです。