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こんにちは。研修プロジェクトです。4/1(土)にフォローアップ研修を行いました。2022年度入職職員を対象として、①親睦を深める②日常業務で感じることを共有する、という目的で開催しています。今回は一畑寺(一畑薬師)さんを会場に、坐禅体験・意見交換という構成です。
【到着~本堂参拝】
駐車場から桜を眺めつつ寺務所へ。副住職様にご案内いただき本堂に向かいます。縁起を伺い、ご真言を称え参拝しました。本堂の扁額は「勝海舟が書かれました」とのこと。日本史で耳にする偉人の名前がさらっと入り、改めて歴史の長さを感じます。
【坐禅体験】
本堂から法堂へ移動し坐禅体験を行います。移動中も坐禅の一部。姿勢を正し、音をたてないように進みます。
坐禅は自分の呼吸だけを意識し、集中力を研ぎ澄ます時間。途中には、副住職様直々に警策をいただきました。対人援助が主な業務とは言え、自分と向き合う時間も大切だと感じています。業務に臨むための心もち、支援のありようを見つめ直す、そうした繰り返しが職員としての力量につながるのかも知れません。
【法話】
管長様からは「ユマニチュード」の事例も織り交ぜ、『無財の七施』『経』『一期一会』というテーマでお話を伺いました。まなざし、なごやかな顔つき、優しい言葉、心を込めるなどの言葉を噛み締めます。
【意見交換会】
おいしいお茶とお菓子をおともに、和やかな雰囲気で進みます。日常業務に関することはもとより、休日の過ごし方や趣味について盛り上がる場面も。普段は直接関わる機会が少ない職員もおり、とても有意義な時間となりました。
参加者の感想(一部)
・コロナ禍もあり年度末での新人研修となりましたが、同期の職員での座禅は新鮮で入社時期の気持ちが思い起こされ良い経験となりました。
・住職さんからのお話の中で「無罪の七施」について聞き、福祉での経験がない自分でもできることは色々あると感じました。他部署の方とも交流する機会があまりないため、仕事の話やプライベートな話など和やかな空気で出来てよかったです。
・坐禅の体験は日ごろ常に何かを考えているので、意識して今に集中するという時間を作ることは大切だなと感じました。
・事業所内だけではなく、事業所を超えた横のつながりも大切に、協力し合いながら仕事ができるといいなと思いました。
・仕事場を離れ、違う環境で同期の方々と交流できたのは、自分の中で気持ちをリフレッシュできるいい機会でした。
・違った部署で業務をしている同期職員と、業務のこと、趣味のことなど交流をもて、気にかけてくれている同期の存在があることで「明日から又がんばろう!」とモチベーションを上げることができました。
お忙しい中ご協力いただいた管長様、副住職様、一畑寺の皆様、本当にありがとうございました。