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こんにちは、虹の工房まるべりーの藤原です。
今回は利用者さんの方をご紹介したいと思います。
斐川町内の方で送迎を利用して通われているMさんです。視覚に障害をお持ちの方で去年の7月から週に5日通われています。作業は、ボルトの組付け・ペンの袋入れなどに取り組まれています。作業の中で印字や形状など見えにくく、やり辛さがあるようですが、手で触ってみてその感触を頼りに取り組まれています。難しいと思われる作業でも「挑戦してみます」と頑張って取り組まれていて、今では難なくこなされています。Mさんの向上心にはスタッフの私も見習う事だなと感心します。作業は、正確でほぼ間違いなく仕上げられています。
写真①ボルトのねじ山を規定の長さになるよう指の感触で数えておられる所です。
写真②ボルトに組み付けるナットとの間の長さが、規定の1㎝になるよう自宅から持って来られた洗濯バサミで測定されています。(洗濯バサミの幅がちょうど1㎝だったそうです(^^))
休憩時間などには、他の利用者やスタッフとも親しく関わろうと笑顔で話しかけ、冗談を交えて楽しそうに会話をされています。昼休憩時間には、若い方とわいわい楽しそうに過ごされているのをよく見かけています。こんなMさんなので若い人たちから寄って来られるんでしょうね(^_-)-☆。
写真③ある日の休憩時間の様子です。楽しそうですね~(^_-)-☆
作業の日以外に、バザーの参加のお願いすると快く引き受けて下さいました。大きな声で呼び込みをされたおかげで、持って行ったパンやクッキーを完売できました。
写真④一番最近、参加されたバザーの写真がこちらです。肌寒い中みんなで頑張りました。
いつもニコニコと笑顔で話しをしてくれるMさんが、みんなの癒しになっているのでしょうね。スタッフもMさんの笑顔には癒されていますし、仕事もお任せできて頼もしい存在になっています。これからもMさんや他の皆さんが安心して、笑顔で通ってくれるよう親しみすい環境を整えていきたいと思っています。